多くの異性に好まれる事をもてるというが
偏見を交えて言うと、
もてる人はたいてい軽躁状態なのではないかと思う。
仕事に一所懸命にならなければいけない世代で、
異性のことにエネルギーをさき、
しかも複数の異性を相手にしているとすれば、
大変な無駄である。
本命の一人に絞って、あとは仕事をしたほうが賢明であるに決まっている。
賢明でない事をしているのは、
要するに軽躁状態なのだと思う。
たくさんの異性にもてるということは、
つまり絞りきれていないということで、
注意が転導しているのだ。
集中できていない。
冷静に考えれば、
たくさんの異性を相手にすることは無駄なのだと分かるはずである。
同じくらいの力量のライバルがいたとすれば、
当然異性に振り分けるエネルギーを絞って、
仕事に集中しなければならない。
異性たちは結局のところ何を評価しているかといえば、
いろいろあるけれど、
容姿や家柄、財産はもうどうしようもないから、
仕事ができるかどうか、自分に優しいかどうかである。
しかしここで罠があり、
自分などに優しくしてくれる人はどうせたいした人ではないと判断される。
やさしくしなければ、どうせ興味はないと思われてしまう。
だから、やさしくしすぎてもダメだし、
やさしくしなくてもダメということになる。
結局、仕事に一所懸命になる人が業績も上げて、
異性にも恵まれるということになる。
仕事が出来ないのに、異性に持てるという場合、
そんな人に選ばれてうれしいという異性はあまりいないと思われる。
仲間内からははずれを掴んだと結論される。
もてるという現象は、
広く浅く交流しているだけで、
無駄なことだ。
映画の最初の30分を10回も見ているようなものだ。
早く全部見たほうがいい。
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たいていの場合は、
異性にもてる人は仕事も出来ているはずで、
それは結局のところ軽躁状態で、
結婚したとすれば、その後で苦労するだろう。