自己愛的クレーマー

すぐに感情を荒げてとげとげしく毒々しい言葉を吐き出し、目をギラギラさせて、
自分の衝動や欲求を抑制することができず、
相手が傷つこうが構わず平気で強引にわがままを押し通す。
あるいは相手を傷つけることが快感である。
業務の都合上、相手は面と向かって反論することができない。
教育と訓練が欠如した未熟で幼稚な人格。

客に向かって接客係が「その態度はあんまりだろう」と言ったとすれば、
上を呼べの騒ぎになる。
そんなことはできないはずと見越して
思いっきり傷つける。
そんなことが許されてよいのだろうか。

ここもかつては儒教の国であったはず。

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飲食店や企業でクレーム窓口を見ているとこんな風景である。

未熟な自己愛全開なのであるが、
困ったことに母娘で一緒にクレーマーになっている。
娘が未熟でクレーマーになったとしても、
母親が円熟した知恵でとどめて、教育することが期待されているのに、
火に油を注いでいるのではどうしようもない。

タクシーに乗っていて
客がいきなり怒鳴り出す。
道が分からないのか、わかんないならはじめから言え、すぐに降りてやったのに!
という具合

タクシーの中には悪いのもいるだろうから
そのくらいの勢いでないといけないのかもしれないが
そのときに本性を見たような気分になり
わたしはしばらく吐き気がとまらないのだった

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自己愛的クレーマーは際限がなく限度がない
このエネルギーはどこから来るのだろう

何かとてもネガティブなエネルギーの蓄積がなければ説明できない感じがする。
つらい人生だったのかなという気もする。