翻訳を読んでいて比喩がよく分からないことがあり困る
アメリカのテレビ番組のようだがそれは分からないし
ましたやその登場人物の口真似をしているらしいと分かっても
まったくよく分からず
それが連続すると翻訳が悪いのかなと疑ったり
たまに誤訳を見つけるとそれはそれで楽しみである
翻訳者のおおよその年齢とか普段使っている言葉とかを推定できるが
ときどき変な調子が混ざっている場合もあり
それは下訳を使って吟味しないままなのかなと疑う
古いタイプの接続詞などが出てきたりすると
いったいどういう経路でこんな言葉が出てくるのだろうと驚く
新聞にも使われずテレビでも語られない言葉が
現代翻訳小説にだけ登場する
ちょうどゲーテの翻訳で森鴎外などが使ったような言葉