韓国映画「情愛」

昔見たことがある。今回再見。まあ、こういう成りゆきになるでしょうね。典型的な例を提示していると思う。こうならないように工夫してね。 主演のオム・ジョンファはほどほどに愛嬌があり、ふっくらとした体つきで、いかにも東京にもい … Read more 韓国映画「情愛」


丸くて可愛い花

今日はとてもあたたかく、ありがたい気持ちでお散歩をした。春の気分を先取りしている。人々の挨拶もあたたかいですねが多い。


弁証法的思考

最近はまったく流行ではないが、先日読んだ本に、弁証法的思考などという言葉が出ていた。正、反、合の運動などと説明される。どういうことかと言えば、たとえば、物理学で、光は、粒子であり、かつ、波であると説明される。光は粒子であ … Read more 弁証法的思考


梅の花

新高輪プリンスホテルを歩いていたら、敷石に細かな桃色の花びらが散っている。注意して歩いていくと、紅梅が咲き始めていた。少し離れて白梅も咲いていた。白梅は少し遅かったようで、まだ敷石に模様を作るほど散ってはいない。


京大理学部の伝統

本に書いてあったこと。いまもそうかは知らない。京大理学部では、試験をして、不合格の場合には、点数をつけず、受験しなかったことにするそうだ。そして来年もう一回受験してもらえば、不合格の履歴は残らない。その方が、チャレンジす … Read more 京大理学部の伝統


韓国映画「王の男」

朝日新聞の映画評では、大衆芸能がどうしたとか、王の苦悩とか、何か文化的な意義付けを書いていたような気がする。よく書くもんだ。ときどききれいな絵が出てくる。それだけかな。韓国的調度、色彩、風俗などももうあまり珍しくなくなっ … Read more 韓国映画「王の男」


映画「マトリックス レボリューションズ」

スピード感がいいですね。マシンのたぐいはニュートン力学に従っている。登場する人物の一部はニュートン力学を逸脱している。それがすなわちマトリックスの世界なのだろうか。映像から見ると、反粒子とか反重力子を操作して運動を制御し … Read more 映画「マトリックス レボリューションズ」


川端康成「反橋」「しぐれ」「住吉」「隅田川」

「反橋」「しぐれ」「住吉」は敗戦直後の作品。「隅田川」は昭和46年。すでに充分に怪しい。異界との交信者、メディエイター、仲介者といった言葉が浮かぶ。子どもには見せたくない。勿論それは非常に洗練された異界であり、あの世でも … Read more 川端康成「反橋」「しぐれ」「住吉」「隅田川」


金曜ドラマ「ずっと逢いたかった」松本幸四郎

2006年9月の放送らしい。ビデオに残っていたので視聴。主人公は30年間勤め上げた会社をあっけなくリストラされた。年俸制の方が給料が上がるといわれ、年俸制を選択し、些細なミスを理由に解雇された。息子は引きこもりを続け、妻 … Read more 金曜ドラマ「ずっと逢いたかった」松本幸四郎


イングリッド・バーグマン「サボテンの花」

ちょっとしゃれた軽いお話。いい気晴らし。イングリッド・バーグマンが出ているので見ました。 彼女は歯医者さんの受付嬢です。歯医者さんの恋愛騒ぎに巻き込まれているうちに、話が発展します。珍しいことにサボテンの花が咲きます。


日テレ2時間ドラマ「地方紙を買う女」内田有紀

内田有紀を久々に見た。考えてみれば、彼女程度の美人は身近にたくさんいると思う。よくある顔なので売るのも難しそうだ。田舎の演技では、洋服もそれらしく、歩き方まで田舎っぽく工夫していたと思う。反対に都会のお水を演じる時にはと … Read more 日テレ2時間ドラマ「地方紙を買う女」内田有紀


映画「スコア」

デ・ニーロ主演の泥棒もの。時間を忘れさせてくれる。役の中でもデ・ニーロはマニアックな奴で、いろんな道具を駆使する。「これが最後の仕事だ。」


映画「デイジー」

男が女を想う。女も男を想う。想いは重なっているのに伝わらない。別の男は女に愛を語るが、女は私には待っている人がいると断る。いいんだよ、君の絵が好きだし、友達になれればそれでいいんだと、大人の答えを用意している。神さまがは … Read more 映画「デイジー」


生き抜く DNA適合性

何が何でも生き抜け無から生まれた私だ無に帰るだけの私だゲームと変わりはないのだ生きるということはDNAと環境の適合性を検証しているに過ぎない


映画「すべては愛のために」アンジェリーナ・ジョリー

プロットについては深い共感困難。しかし提起している問題については、深く考えさせられる。貧困、内戦、栄養不良、伝染病、飢餓、幼くして死ぬ子ども、地雷、救援活動の困難、どこにも解決のすきまはなく、ただため息をつくのみである。 … Read more 映画「すべては愛のために」アンジェリーナ・ジョリー


生きる意味

この世界に生きる意味は、魂の浄化である。 浄化された魂は軽くなり天に昇る。 この世界に生きる意味は、心を空っぽにすることである。 空っぽの空間には風が吹き渡り、ときどきイエス・キリストが入り込み、ひと休みし、またすぐに飛 … Read more 生きる意味


記事No.1000

1000個目の話題として明るく始められないことを残念に思う。人生は思うようにいかない。今日はある会社の経営をしている人と話していて、人の悪口の話になった。高級な飲み屋に行っても、安上がりな社交場に行っても、結局話題の8割 … Read more 記事No.1000


イギリスの田舎町

今日はNHKに感謝したいいい番組だったシンプルライフ手作り自給自足持続可能な生活自然に親しむ親と子の交流地域の交流宗教的親和これまでずっと人類がやってきたことであるこのことにアメリカ人日本人中国人インド人が気付けばあと三 … Read more イギリスの田舎町


種をまいて芽が出る

嘆きで悲嘆反応を思い出し精神分析から小此木啓吾先生を思い出したなくなってどれくらいになるだろう精力的な人だったそして人の世の空しさを再度思うこの世で獲得したものはすべて死によってはぎ取られるどんなにどんなに努力してもすべ … Read more 種をまいて芽が出る


たれかこの数は定めしわれはただとへとぞ思ふ山吹の花

藤原道綱母夫の兼家が歌をつけて八重山吹の花を届けさせた。夫はこの頃も別の女たちのことで忙しかった。長い間逢っていない。仕方ないなあ、もてる人はこうなる。必然だ。そこで道綱母は切り返した。八重山吹の花などをいかがかなんて言 … Read more たれかこの数は定めしわれはただとへとぞ思ふ山吹の花


悲しくて思考停止 渋谷区エリートサラリーマン夫殺害事件

あるブログからの引用内容が内容なのでソースは秘匿しかし大切なことを含んでいるように思う妻が夫を殺害した。夫には暴力癖があり、アルコール問題もあったらしく、一方、妻の側にも、テレビショーによれば、勝ち気で……といったような … Read more 悲しくて思考停止 渋谷区エリートサラリーマン夫殺害事件


今日も年賀状

今日も年賀状をいただいた。どうもありがとうございます。でも、まだ一枚も出していません。一枚目の、二行を書いただけで、やめています。ブログは適当に何か書いているのに、なぜなのでしょう。みなさんごめんなさい。これも一種のうつ … Read more 今日も年賀状


会社再建弁護士の話

倒産寸前、負債を抱えた会社の再建を請け負う弁護士。弁護士が見捨てれば、会社が消えるだけではなく、命まで消える可能性がある、だから、見捨てることはできないのだと語る。社会の中で、そのような役割を果たす人間が必要なのだと語る … Read more 会社再建弁護士の話


映画「手紙」 原作:東野圭吾 出演:山田孝之、沢尻エリカ、玉山鉄二

桜の花は刑務所と病院によく似合う。両方に所属する刑務所の医務官というのがいて、加賀乙彦などが勤めていた。大変らしい。映画「手紙」   [原作:東野圭吾 出演:山田孝之、沢尻エリカ、玉山鉄二]を見て、柄 … Read more 映画「手紙」 原作:東野圭吾 出演:山田孝之、沢尻エリカ、玉山鉄二


ドラマ シャーロックホームズ

BBC制作と出ていたように思う。呪いの犬といった趣向である。出演する人物の典型的で美しいこと。英国の自然と館の暗さ。こんな所に住んで世界の富を所有していたのかと驚く。映像はA、謎解きはB。人物造型B。


小数点以下の計算

これが指導要領で制限されているので、円周率は3となる。こんなことを教育されている自分たちは可愛そうだとは思わないように教育される。国と地方には1200兆円の借金があり、利率がいくらとすれば、返済はどうなるかという問題は解 … Read more 小数点以下の計算


「学力があぶない」 大野・上野 岩波新書2001年

この中で大野晋氏が語る。これからの教育で大事なのは、ひとつは「事実を重んじること」であり、ひとつは「論理的に考えること」である。この二つを教育の根底に置くべきだ。きりりとしたよい提言である。当たり前のことだけれど。そして … Read more 「学力があぶない」 大野・上野 岩波新書2001年


新年のくさや

今年も苦手でしたまだまだ子どもです誰か、馬小屋の臭いと言っていました。懐かしいっていう意味ですね、多分。


新年の読書

新年を迎え読書について考えた読書の環境を整えたいと思ったどんな環境がどんな読書の時間を生むか考えたい唯物論的に


ミュッシャ 東西モラヴィア挙国一致宝くじ 国語教育

当時、モラヴィアはオーストリア=ハンガリー帝国の支配下にあり、教育はドイツ語で行われていた。民族の言葉を教えるためには財源が必要だった。そのことを訴えたポスター。貧しさを嘆く母が背景にいて、前景には勉強道具らしいものを持 … Read more ミュッシャ 東西モラヴィア挙国一致宝くじ 国語教育


ミュッシャ ドヴォルザーク スメタナ レンドル

元テニスチャンピオン、イワン・レンドルが、初めて絵を買った。ミュッシャの絵で、ドヴォルザークやスメタナなど、チェコの音楽家を描いたものだった。ミュッシャはバリで成功したあとアメリカへ、そして故郷で、民族的なるものに向き合 … Read more ミュッシャ ドヴォルザーク スメタナ レンドル


老舗の会 ?

こんなのがデパートの得意技。わたしは関心がない。老舗って、やる気がないもの。やる気があるところは、資本で支配していても、別の名前でやっているところが多いと感じている。どうだろう?こんな風に思うのは偏見か。世界を知らないか … Read more 老舗の会 ?


お正月の泉岳寺 四十七士の怨念漂う

この怨念に私は拍手する。怨念に絡め取られて、命まで捨て、後まで名前を残してしまった、へまな感覚は、「どうしようもなさに忠実であった」点で拍手に値する。 支持する。この過剰さを誉め称えよう。


自由でも平等でも腐る ホリエモンと生活保護

自由と平等は、現在の社会の仕組みを測定する指標である。平等を重く考える人たちは昔の社会主義であり、後の社会民主主義であり、福祉国家志向であり、大きな政府志向である。自由を重く考える人たちは、これが最近は流行であるが、格差 … Read more 自由でも平等でも腐る ホリエモンと生活保護


企業の競争力の源泉

という話があり、結局それは「人材力」なのだと結論し、しかし、正式雇用して育て上げても、人材は流出するし、教育ノウハウがあったとしても、そんな長期的なことはマーケットでは評価されない。とすれば、もう何もないではないか。そし … Read more 企業の競争力の源泉


暴力 リバイアサン ホッブズ イラク フセイン バンコク

フセイン亡き後のイラクの混迷。宗派対立、治安悪化、内戦状態、市民武装、などが伝えられる。さらに一方、バンコクでは爆破事件があり、旧政府内部者の犯行ではないかとの推定もあるという。古い話であるが、ホッブズのリバイアサンの話 … Read more 暴力 リバイアサン ホッブズ イラク フセイン バンコク


初春に 涙顔あり 鄙の家

初春だというのに涙顔もある鄙の家である新春はいつもとは違う晴れがましい気持ちで過去と未来を思うため心理的なもつれが賦活される場合がありときに涙を伴う事態にもなる


米国多国籍業は実質的に新しい経済主体であり新しい統治形態となるのか

何を書いているのか自分でもくっきりしないのだが、漢字を連ねるとそれらしくなるのでいい加減に書いている。多国籍企業の振る舞いについてあれこれは言われているが、よく分からない。問題は大いにあるらしい。一企業の内部事情で、米国 … Read more 米国多国籍業は実質的に新しい経済主体であり新しい統治形態となるのか


一年の計

一年の計を考えた。まず、けんかをしない、怒らない、許す、柔和に、これを生涯の課題として考えることにしよう。そして第二に、眼前の懸案事項について、焦らずに時間をかけて、失点がないように、対処しよう。怒りにまかせて事態を悪化 … Read more 一年の計


EUは希望か

多分、希望だ。現在、トルコの加盟の可否について討議されていて、否決に傾いているという。それでも、カント的希望の道筋である。


ブータン王国

ブータン王国について、西水美恵子氏(前世界銀行副総裁)が好意的な文章を寄せている。政治がよければ、こんなにも世の中はよくなるという例であるという。ブータン王国で2005年に国勢調査があり、「あなたは今幸せですか」との問い … Read more ブータン王国


官僚制の弊害と貢献

官僚制はとりあえず批判される。意見を言う人の大半は官僚ではないから。でも、自分の周囲の公務員を見てみれば、結構きちんとやっているのではないかと思うのだ。誉めていればますます頑張ってくれるはずの人たちである。


月収14万円で余ってしまうと新聞に書かれている 柄谷行人「世界共和国へ」

元旦付け朝日で、書かれている。 そもそも私の生活はあまりに単調で何も起こらないから、何も思わないで暮らしていることの方が圧倒的に多い。何か思うとしたらテレビか新聞がきっかけになることが多い。 今回は新聞である。32歳フリ … Read more 月収14万円で余ってしまうと新聞に書かれている 柄谷行人「世界共和国へ」


The Color Purple

Alice Walker 原作。翻訳が文庫本になっている。読み始めたが、途中でやめた。映画はSteven Spielbergが監督で1985年の公開。テレビ放送されたので、録画して、見始めたことがあったが、やはり途中でや … Read more The Color Purple