こころをつかむ

パーティの席で、短時間のうちにギュッと心をつかんでしまう人がいる。不思議なものだ。 そばで見ていると、心をつかんでいる人と、つかまれている人とが、よく分かる。 みんなが知っている人でいえば、森元総理みたいな感じ。または田 … Read more こころをつかむ


てんぷら屋の店員

てんぷら屋で見るともなく見ていると、店員は非常に忙しそうである。席は30パーセントくらい埋まっていた。 カウンターでてんぷらが揚がると、それを配膳する。カウンター席にはてんぷらをあげる職人が直接配膳するが、4人がけ座席に … Read more てんぷら屋の店員


取り残されている

春はみんなが楽しそうで進学や就職や昇進をしているみたいで花も咲くし猫も元気で鳥も鳴いていてそれなのにわたしはひとり取り残されている気分なのだ いろんなことが片づけば少しは気分も軽くなるのかもしれないが当分片づきそうにもな … Read more 取り残されている


自転車野郎

自転車野郎がいて、松戸まで行ってきたり、箱根まで行ってきたりする。松戸まで、往復で6時間という。地図を調べて、道と公園を把握、休憩と水の確保、排泄の計画もする。箱根駅伝のコースもいいが、車が通るので、旧東海道が自転車には … Read more 自転車野郎


ゴーストライター

世の中にはゴーストライターもいて、ゴースト翻訳者もいて、商売の仕組みを聞いていると、要するに人々がどんなにブランドに弱いか分かる。著者の名前は、多分、三越の包み紙のようなものなのだろう。その著者の名前を貸しているからには … Read more ゴーストライター


IT系の過剰残業

IT系の過剰残業は一体どうしたことだろうかと思ってしまう。 ひとつには、ITの仕事というのは、苦労が見えないのではないかと思う。注文した人が、SEさんがどんなに苦労して納期に間に合わせているか、具体的に見て、どんなに汗を … Read more IT系の過剰残業


免罪符とキリスト教

日本共産党が、資本の国家独占を放棄し、天皇制を容認するならば、すでに社会民主党と改名したほうがいいだろうと散々言われてきた。 同じようなことだが、キリスト教は、免罪符を販売してかなり儲けた。そのキリスト教がいまだに同じキ … Read more 免罪符とキリスト教


喘息とマラソン

喘息とマラソン 北京の空気が汚染されているというので、男女とも、マラソン世界最高記録保持者が出場を辞退するという。 男女とも、喘息の持病があるという。 驚いた。喘息とマラソン能力は関係があるのか? 8丁目の女性は、わたし … Read more 喘息とマラソン


国債を売る商売

どこかの窓口で、日本国債を販売するチラシを見かけた いまどき? 売る人は、どんな気持ちなのだろう。 *****テレビで、旅行添乗員の窮状が訴えられていた。海外では、タイムカードもなく、勤務の実体がつかめないから、残業代な … Read more 国債を売る商売


権力と機能 日銀総裁ポストは財務省権力の結果である

財務省が自分の席として、日銀総裁を確保したいのは分かるそれが権力というものだ 権力と機能の違いを考える たとえば、中国の玄宗皇帝が、楊貴妃の親戚をえこひいきして取り立てて問題になった。それが権力である。 理想的な皇帝は、 … Read more 権力と機能 日銀総裁ポストは財務省権力の結果である


表参道で土地余り

NHKで、外資ファンドが資金投入を控えていて、表参道で土地が売れず、駐車場になっているのだという。 来ましたね。来ましたよ。 さらに深いうつの時代の始まりです。


99円台突入

一ドル99円台についに突入。わたしのような老人にすれば、ドルは常に基軸通貨であり、何度危機を迎えても、やはり見事に復活してきたいくつかのシナリオを考えてみても、やはり今回も復活するだろうと考えてしまう。思考の固定化だろう … Read more 99円台突入


株価急騰という楽観シナリオ 野村証券の記事の一部

悲観論が主流であるが、野村証券が楽観論も一部紹介しているので、採録。主に元気を出すため。 *****株安継続という悲観シナリオ世界の株式相場が軟調である。特に、この年末年始以降は、日々の値動きも非常に激しい。 世界経済失 … Read more 株価急騰という楽観シナリオ 野村証券の記事の一部


百年後の評価

あまりにも違う人生行路予想と現実とそして今ここに至っている わたしの言葉はいつまで残るだろう電脳世界に残るのだろうかいつか期限を決めて、管理者は削除するのだろうか。百年、百年の後の誰かに、わたしの言葉が理解されればいいと … Read more 百年後の評価


櫂の雫も花と散る

桜 桜貴様と俺とは同期の桜武道館の桜 桜 桜櫂の雫も花と散る隅田川のほとり 橋の上 あれはいつだろう橋の上で満員の人ごみで身動きが取れなかった大学の前半期か


心のつながる一瞬

患者さんと心がつながったと思える瞬間、そのために面接をしている。ロマン的主義過ぎる。 しかしここ新橋では例外的にそれができる。


日銀人事、参院「武藤総裁」を否決 白川副総裁のみ同意

日銀人事、参院「武藤総裁」を否決 白川副総裁のみ同意。日銀出身者と財務省出身者のたすきがけ人事が批判され、武藤氏については否決。白川氏が総裁を代行すればいいではないかとの、大人の知恵で、なるほどそれならそれでもいい。総裁 … Read more 日銀人事、参院「武藤総裁」を否決 白川副総裁のみ同意


肉のはなまさ

ついでがあったので、帰りに、銀座8丁目の肉のはなまさに立ち寄る。 近所で飲食店を開いている人の話によれば、開店前に、肉のはなまさとかドンキホーテとかで買い入れることもあるのだという。カシューナッツなど。 あまり混んでいな … Read more 肉のはなまさ


平等の思想

病気も貧困も重大な問題である。しかしそれ以前に、平等であることが大切なのかもしれない。 不平等は、大きな害悪である。人のこころを殺す。 病気でも、貧困でも、平等ならば、人々はある程度がまんできる。 インセンティブゆえに働 … Read more 平等の思想


三月三日は、うらうらとのどかに照りたる。

 三月三日は、うらうらとのどかに照りたる。桃の花の今咲き始むる。柳などをかしきこそさらなれ、それもまだまゆにこもりたるはをかし。広ごりたるはうたてぞ見ゆる。  おもしろく咲きたる桜を長く折りて、大きなる瓶(かめ)にさした … Read more 三月三日は、うらうらとのどかに照りたる。


香り立つ

春になって人の香りが立ちのぼるようになった 人によっては、かなり苦しい香りもないではない それも一種の自己主張で、存在の主張である。 人によっては実に好ましい香りを残してゆく人もある。 真実を嗅ぎ取るといえば名探偵を誉め … Read more 香り立つ


地球の辺縁で

久しぶりだねえ、調子はどうですか、と先輩の先生と話す。 この間、ポリスのコンサートに行ってきたよ。 ポリス? スティングの、ポリス。 え、そう、日本で? 日本だよ、東京ドーム。ワールドツアーだって。 だって、もう年じゃな … Read more 地球の辺縁で


利己的遺伝子

話題としてはずいぶん古いものに属するが、やはり、配偶者選択とか、そんな話になって、ある程度利己的になって、遺伝子を多く残す戦略でいいのだと感じることがある。 利己的遺伝子の理論は、人間の意識のメカニズムの話ではなく、遺伝 … Read more 利己的遺伝子


寒いと思うなあ

2008-3-10(月)今朝起きたら、寒いような気がした。昨日は陽の照っている間はぽかぽか陽気だったのだが。人に聞いてみると、今日は暖かくて、コートを脱いでしまうくらいだという。昼に食器を洗っていると、水が冷たい。やはり … Read more 寒いと思うなあ


過食症とコンビニ

過食症にもタイプがあって、ひとつは、帰りに疲れて、コンビニによって、お菓子とチョコとな度を買い込んで、部屋にこもるというタイプだ。いったい帰って、そのあと夜中に買い物に出るという人もあるし、家族のいる人では、家の冷蔵庫を … Read more 過食症とコンビニ


パーティで

千葉で小児科内科を開業しているお医者さんの話。 喘息の子供だけで、レセプト750枚、全体で2500枚、 一日200人の診察。 ひとはそれぞれ目指すものが違う。 この人は、息子も医師、嫁も医師で、どのようにして継承するかが … Read more パーティで


病気と貧困

病気はなんとかしなければいけない。 それはそうだ。 また、しかし、貧困も問題だ。 人間の不幸のどれだけの部分が 貧困または不平等から発生しているか、考える。 最終的には死ぬのだから、 その部分では平等かもしれない。 かな … Read more 病気と貧困


理解と詩

理解は「図」のようだ。 しかし詩は、やはり、言葉の配列だ。 詩には時間の経過がこめられている。


大学生の希望

大学生が語る。女性。 将来何をしようかと検討している。 日本の会社は基本的に男性社会の体育会系なので、 自分には合わない。 外資はなおさら使い捨てみたいで、だめ。 妊娠・出産で休暇をくれる会社は、 結局そこで男性と差がつ … Read more 大学生の希望


ナックルポーラー

キャッチャー城島が、ナックルボールをキャッチできなくて、後ろにそらしている。 キャッチャーが捕れない球を打てるはずがないと思うのだが、実際はどうなのだろう。 三回も振れば、一回くらいは前に飛ぶ、そんな感じだろうか。


ドストエフスキー

この人がその人ですか。 そうですね。まずまずよくまとまっている。 でも、内面に詰まっているのは、それなんですね? そうです。それに他なりません。


価値のある行為

世間で、いろいろな工夫があり、 商品を工夫したり、売り上げを伸ばそうと販売戦略を練ったりする。 基礎研究室では、基礎実験が続けられ、 応用科学の教室でも、さまざまな研究。 しかしそんなことがどうしたというのだろう。 発見 … Read more 価値のある行為


学士会通信  No.063 京都に住み続けることは

今月発行のU7-3月号に、ミステリ作家の綾辻行人氏のインタビューが、 また、5月発行の学士会会報にはエンターテインメント作家の万城目学氏 がご執筆くださいます。いずれも京大出身の作家です。 綾辻氏はU7のインタビューで、 … Read more 学士会通信  No.063 京都に住み続けることは


ブランドの価値

ブランドは不思議だ よくできた偽物が出回って、摘発されている。 でも、ほとんど見分けがつかないものならば、ほとんど同じ技術を持っているはずで、 どうして偽物なんか作るのだろう。 自分の技術を売れこんで、そのブランドの会社 … Read more ブランドの価値


コンプレックス

どんな人間にも、何かしらの、コンプレックスがある。 劣等感。 本来のコンプレックスは、単なる複合体という意味である。 ユングの頃から、心理学の用語として、インフェリオリティ・コンプレックスが用いられ、 日本語では、コンプ … Read more コンプレックス


病気との闘い

病気との闘いにはいろいろな困難がある 苦労しても治れば一番いいけれど、 悪化を防ぐだけで精一杯だったとか、 死亡を防ぐだけで精一杯だったとか、 そんな場合もある。 現代医療の進歩は、 命は救ったけれど、 そのあとの途方も … Read more 病気との闘い


日本医師会の「女性医師バンク」女性医師の再雇用

育児などで医療現場を離れた女性医師の再雇用を目的とする日本医師会の「女性医師バンク」が開設1周年を迎えた。日医は2月27日、その実績を公表した。それによると2007年1月30日の開設から08年1月29日までに、就業成立件 … Read more 日本医師会の「女性医師バンク」女性医師の再雇用


奥さんは保険金を受け取って引っ越していった。

死体処置をするエンバーミンクであるが、こんな話。 あるとき、マンション高層から飛び降り自殺ということで、 顔面損傷が激しく、エンバーミングが要請された。 消毒したり、整形したり、手のひらは死後硬直で握っていたので、 開い … Read more 奥さんは保険金を受け取って引っ越していった。


宇宙開発

日本が何百億円か出費して 宇宙開発だという。 かぐや きぼう きずな などという。 NECがコマーシャルしている。 この「かぐや」のプロジェクトは アポロ計画以来最大規模の本格的な月探査と言われ、 多くの国内メディアで取 … Read more 宇宙開発


歯磨きで三日月がはがれる。

歯磨きを無意味にしつこくしているので、 歯茎が削れてしまい、 歯根部が露出している。 これではいけないというので、 三日月形に、歯根部を覆ってもらった。 それでも磨き続けるので、 三日月がはがれる。 いかんともしがたい。


ネイルアート

美しい人をますます美しく飾る。0.01パーセント。 そうでない人を、まますますそうでなくかざる。 素のままよりも、多少よくするのが化粧と言うものであるが、 残念ながら、ネイルアートは、そのような効果はないようである。 男 … Read more ネイルアート