未分類 納豆もココアも赤ワインも 今回は納豆だったけれど前はココアでいつかは赤ワインだったココアの時には知り合いのご婦人がココアの良さを宣伝していた私に!そんなとき熱を冷ましてやった方がいいのだろうかそれが親切だしかしそれは嫌われるのだたとえば映画タイタニックのときあるご婦... 2007.02.22 未分類
未分類 直感と合理性 通俗的な理解では、直感は、合理性に反し、かつ、合理性を超えるものだとされることがある。しかしそんなことはない。まず直感にいろいろな種類がある。簡単に言えば、正しい直感と間違った直感がある。正しい直感とは、合理的な思考と結果が一致しているもの... 2007.02.21 未分類
未分類 拘束は誰のために必要なのか 千葉県の老齢者介護施設で虐待の疑いという。拘束したり、「おり」のようなものを使った疑いとのことで、拘束については一部認めている。さらに職員がテレビインタビューに応じ、(正確ではないが、概ねを言うと)「これを虐待といって非難されるなら私たちは... 2007.02.21 未分類
未分類 映画「いちげんさん」 京都の景色、日本の風光が美しい。こんなにも「美しい国」に住んでいたのか。目の不自由な女性という設定で、聴覚や触覚、さらには言葉の表現まで、あれこれと考えさせられる。雨が葉に当たる情景。これを目で見ないでどう感覚しているのか。さらに男性はスイ... 2007.02.21 未分類
未分類 大相撲名勝負 昨日深夜、テレビでデーモン木暮が解説、大相撲名勝負。まず、大相撲の歴史において、花田家の貢献を褒め称えた。そして先代貴乃(の、かもしれない、ときどき変えたようだ)花と輪島の、大関昇進直前の場所の、千秋楽、7分以上にわたる、水入りの熱戦を紹介... 2007.02.21 未分類
未分類 そういえば映画は見ていた 記録を確かめてみると、昔忙しかった頃も、映画は見ていた。分厚い本を一気に読み通す気力がなくなっていただけだった。二時間程度のまとまった時間ならかなりあったことが分かる。忙しかったと言っても、その程度の忙しさであった。たいしたこともない。そし... 2007.02.20 未分類
未分類 伊丹十三「再び女たちよ!」 159ページ。子供を強迫して「ママ」なんて言わせて……ここは強迫ではなく脅迫のはず。でもまあ、分かる。誤解はない。*****215ページ。人生をして刻々の冒険たらしめよ! 2007.02.20 未分類
未分類 大人のボサノバ 歌詞の翻訳が読めるので楽しい ほかにも Morelenbaum2 Sakamoto のシリーズがあるのでお楽しみ。 幸せには終わりがあるのに悲しみには終わりがない幸せは花びらに溜まった朝露輝き 震え愛の涙のように 滑り落ちる 2007.02.20 未分類
未分類 放送業界の構造改革 フジテレビ社員生涯賃金5億7千万円! 制作費 1億円としてキー局 5000万円電通 1500万円下請け ……孫請け 1000万円実際労働しているのは孫請けで、孫請けは日テレにもフジにも納入しているという。 電波は典型的に規制されているわけだ... 2007.02.20 未分類
未分類 組織の歯車 よくある言い方であるが自分は組織の歯車でしかない仕事の全体をつかんでいないそこに不全感があるのだたとえばタンス職人のように自分だけで一から十まで成し遂げる仕事がしたいまことにそうだと思うそして自分だけで成し遂げる独立自営の仕事が経済主体とし... 2007.02.20 未分類
未分類 音楽の記憶 音楽を聴く時、頭の中では自分で演奏したり口ずさんでいると思う。だから繰り返し聞くことが人間は好きなのだ。音楽を聴くということは、頭の中で共演していることだ。だから、微妙な間合いが問題なのである。ホロビッツの弾くショパンは実にこの間合いが絶妙... 2007.02.20 未分類
未分類 ドラマ「ハゲタカ」 ハゲタカ外資ファンドを描くドラマらしい。第一回でさっそく老舗旅館経営者が自殺に追い込まれた。これが現実だものなあ、生きるって大変なことだ。でも、自殺に追い込む側にも、事情というものがあるのだった。 2007.02.19 未分類
未分類 松任谷由実「別れのビギン」カゥガール・ドリーミン所収 変な組み合わせだが五木ひろし、テレサテン、とつなげて聴けば、松任谷由実「別れのビギン」カゥガール・ドリーミン所収などを聴きたくなるのだった。この組み合わせは、自分の中では、あの頃よく聴いた組み合わせということで、気分をコントロールできるよう... 2007.02.19 未分類
未分類 五木ひろしのデュエット 五木ひろしは一人でももちろん抜群にうまいが、デュエットでも名作がいくつもある。&テレサテン 時の流れに身を任せ そして……めぐり逢い&都はるみ ふたりの大阪ほかに木の実ナナなどがある。「そして……めぐり逢い」は時に応じて何度も聞いている。人... 2007.02.19 未分類
未分類 五木ひろし「よこはま・たそがれ」 ブルーライトヨコハマとか、たそがれ・よこはまとか、横浜ものって色々ありますね。東京よりもいいイメージがあったものだ。一時期は横浜ゾーンで活動したこともあった。結果はdevaluation幻滅だった。青山を歩いている恋人同士よりも、ヨコハマを... 2007.02.19 未分類
未分類 幹事長がお願い「首相を尊重して」 自民党幹事長が「首相を尊重してください」とマスコミに対して語った。これはどういうことなのだろうか?1.最近は首相が会議に出ても、おしゃべりはやまないし、挨拶もしない、そんな状態で、これではよくないから、会議の前に首相が登場したら、一同起立し... 2007.02.19 未分類
未分類 地震計の原理 まずWikipediaから引用しよう。地震計の原理地震計の基本的な動作原理は地震計の中に入っている錘(おもり)を動かない点と仮定し、地表面の揺れを相対変位として測定する。これを極論すると地球の自転に合わせて移動する宙に浮いた状態の錘があり、... 2007.02.19 未分類
未分類 伊丹十三「ヨーロッパ退屈日記」 この本には個人的な思い出がある。大学生の頃、先輩がいて、ジョークをよく話してくれた。そのひとつが、本書で紹介されている、「耳にバナナ」の話だった。私にもそんな時代があり、いまとなっては懐かしくのみ思い出す。学生時代は比較的希望が多く波乱の少... 2007.02.19 未分類
未分類 天狗の落し文 筒井康隆 アイデアを含む短文集。例えば、消費税込みの貨幣、525円コイン、消費税込み紙幣、10500円札を作ればよろしい。なんていう話。なるほどなあ。何か理由をつけて頻繁に貨幣を変更しないと偽造貨幣が出回って困るのではないか。 2007.02.19 未分類
未分類 ソニー株価 今日は6260円くらい。しばらく4000円くらいで低迷が続き、(しばらくなんてものじゃない、長期に渡り低迷)ブルーレイ、PS、といわばロケット発射失敗、最近になってブラビアを大量宣伝し、シェアを伸ばしたらしい。ソニーらしさにより復活傾向とな... 2007.02.19 未分類
未分類 奈良に住みたい 先日品川駅構内で奈良の紹介をしていた観光の宣伝である小さなパンフレットをもらった桜の写真を撮る話題で、桜を撮る場所としては、奈良県、長野県、福島県中通りがあげられていた。福島県中通りについては、古木の保存状態がよいと書いていたような気がする... 2007.02.19 未分類
未分類 中島みゆき「アザミ嬢のララバイ」 ララバイ ひとりで泣いてちゃ みじめよララバイ なにも考えちゃいけないララバイ おやすみ何もかも忘れて*****今回はこの歌詞に死の安らぎを連想する私の状態がやはり悪いらしい 2007.02.19 未分類
未分類 さざれ石がいわおとなる件 君が代は千代に八千代にさざれ石のいわおとなりてこけのむすまで この「君が代」の言葉の中で、小さな石が大きな石になるなんて変じゃないかという意見があり、たとえばWikipediaでは次のようである。小さな石が大きな岩になるという内容が非科学的... 2007.02.18 未分類
未分類 高島屋 お得意様の会 高島屋から招待状が来て帝国ホテルでお得意様の会があるという軽い食事付きあまりにも暇だったのでのこのこ出かけた集まっていた人は何だろう何と言えば的確なんだろう少し田舎っぽい自営業者とか都心に住んでいる年金年齢の人達とかしかも女性中心母娘の組み... 2007.02.18 未分類
未分類 中島みゆき 「りばいばる」 先日中島みゆきを耳にした久しぶりで聞き直している「りばいばる」忘れなれない歌を突然聴く忘れかけた歌が突然はやるああ こんな歌を感受性の鋳型にして私は育ってきたのだついでに「忘れられるものならば」「夜風の中から」「おもいで川」このあたりは古い... 2007.02.18 未分類
未分類 まじめな豆腐屋と政治 たとえばまじめな豆腐やさんがいたとします商店街の一角に間借りして汗水流して働いていました事件は豆腐屋さんの大家さんのところで起こりました不動産の地上げのようなもので要するにもう貸さないから商売をたたんで出ていってくれということのようでしたコ... 2007.02.18 未分類
未分類 遼東の豕(りょうとうのいのこ) 遼東の豕(りょうとうのいのこ)世間を知らないものが、自分だけが偉い者だと思っていい気になることのたとえ。遼東に住んでいた農民が、頭の白い豚が生まれたのを非常に珍しいものだと思って、献上に出かけたところ、河東の豚はどの豚もみんな頭が白かった。... 2007.02.18 未分類
未分類 東京マラソン 今日は寒い日雨も少し降ったかな東京マラソンの日だ寒いのでコンディションとしては良好だろう先日の肉体労働がたたり現在筋肉痛である今回は腰から両太股にかけて老化を強く感じる情けない 2007.02.18 未分類
未分類 堕落のもう一つの要因 金融ゲーム 商売が堕落する要因としてはじめの高い志を保てず時給の安い人を使い回すようになる現実をあげたもう一つの要因は近年のマネーゲームの要素である仕事そのものに打ち込んで利益が上がるのはとてもよいことだしかし近年は実業には不熱心だが不動産や金の運用に... 2007.02.18 未分類
未分類 刑務所の構造 放射構造 網走の刑務所に観光用見学コースがある。多分、古い部分なのだろうね。何年の前のことだけれど、うっかり連れられて見物したことがある。単純化して言えば、まあ、実際単純なのだけれど、放射状に6本くらいの通路があって、その中心に監守の詰め所がある。正... 2007.02.17 未分類
未分類 外務省佐藤氏の苦難 外務省のラスプーチンこと、佐藤氏。ノンキャリア入省だったという。かれは逮捕され拘留され、人生が大きく変わった。その転機に当たり、ふてくされることもなく、勇敢に対処している。事件の詳細は知らないのだが、今日できることは何かと、問い、今日できる... 2007.02.17 未分類
未分類 暗室で写真現像 フィルム写真しかなかった頃のこと。カラー写真が普通の写真として定着していた頃であったが、個人の家でフィルムの現像、印画紙への感光、現像、定着なども比較的小さな設備で可能だった。風呂場でもできた。伯父がそんな設備を持っていて、何度か現場を見せ... 2007.02.17 未分類
未分類 杞憂 何かの文章で杞憂と書こうとして、なんだか紋切り型のようで、やめた。しかし杞憂というのは中国の故事成語の一つで、この言葉だけで、小さな物語を誰にも思い出させるのだから、イメージ喚起力は大きい。「愚か者の人生は不快で不安定で、未来のことばかり考... 2007.02.17 未分類
未分類 キムヨンジャ、ヤンスギョン キムヨンジャ、ヤンスギョンなどを聴いていたことがある。韓国人の歌う『演歌』で、1990年代くらいのことではなかったかと思う。韓流ブームなどは予想されていなかった。ヤンスギョンは、田村正和、高橋恵子、古屋一行、脚本・鎌田敏夫のテレビドラマ「過... 2007.02.17 未分類
未分類 PC98 NEC 儲けはどこに消えたのか? 最近何かでNECの名前を見かけたそして昔を思い出したそもそも電電公社というものがあり電話事業を独占していた電電公社には製造部門がなく日本電気が下請けしていた従ってNECは電話機や交換機や通信関係については強いはずなのだったいまでも、TAなど... 2007.02.17 未分類
未分類 はばたく すべてを捨てるからはばたくこともできるだろうそこまで景気よく空騒ぎしなくてもいいあまりに居心地のいい空間があると人間は場所に固執するすべてを捨てるから歩き始めることができるすべてをすてるからこの世界自然のすべてを自分の家と思うことができる 2007.02.17 未分類
未分類 本箱の裏の金具 残骸の中に、木製本箱の背中が見えていた。補強の金具が見えている。この本箱を作った時の情景が浮かび上がる。あのときは本箱などの備品のほかに、床の配線に汗だくになったものだった。あのときはこんな終わりがあるなんてつゆほども思わなかった 2007.02.17 未分類
未分類 ちあきなおみ テレビでちあきなおみについて古いビデオを流していた今風に歌がうまいので驚くどことなく今風ですどこなのか?何パーセント大袈裟に演じるか、そのパーセントが現代風なのではないか? 2007.02.16 未分類
未分類 長島さんでテンションアップ 長島さんが巨人軍キャンプを訪れた。大ニュース扱いである。他人の高テンションを誘発する何かを持っていて、それは年をとっても、病気で倒れても、変わらないようだ。言い方を変えると、妙に明るい。いいなあ。人徳だ。これがマスコミに作られた像なのか、天... 2007.02.16 未分類
未分類 カエル絶滅の危機 カエルを殺してしまう真菌が蔓延しつつあり、新聞では「カエル絶滅の危機か?」と書いている。カエルが絶滅したらどうなるんでしょうか。童話の世界は困るな。松尾芭蕉も困る。慣用表現の世界でも、カエルはカッパと同格になってしまう。真菌というのは、簡単... 2007.02.16 未分類
未分類 海を見る 波を聴く 潮風を嗅ぐ 海岸を歩いた。砂浜を、前に歩いた人の足跡を辿りつつ、途中で犬の足跡と交わる様子を眺めつつ、歩いた。波音を聞いた。こんなにも立体的。耳はくすぐられている。潮風を嗅いだ。いいものだと思いながら、一方では、これは実は海草の腐った匂いなのだ、完全に... 2007.02.16 未分類
未分類 Stairway to heaven Led Zeppelin この曲は多くの人に支持されながら、しかし多くの人にとって完全に理解することの難しい一曲ではないかと思う。Ooh, it makes me wonder,以外の部分はよく分からない歌詞であると割り切って聞いていても特に問題なく充分に名曲である... 2007.02.16 未分類
未分類 ポー名作集 丸谷才一訳 先日、スタニスワフ・レム著「捜査」を読み、多分、ポーの作品の中に似たようなことが書いてあったなあなどと思い、読んでみている。そういえば、ポーの作品については思い出もある。大学一年生の頃だった。丸谷才一の出身校である学校の、しかも、彼の学んだ... 2007.02.16 未分類
未分類 てのひらのひよこ てのひらでねむるひよこはあったかい昔動物園で小動物に触れる会があった。うさぎやひよこがいた。ひよこは頼りなくていまにも壊れそうだった。大切にてのひらで包んでいると、温かいせいか、ぐっすり眠ってしまった。するとてのひらはひよこの温かさを感じ始... 2007.02.15 未分類
未分類 古いカセットテープ 家の片付けをしていて、古いカセットテープを処分する必要に迫られている。必要なものはハードディスクに録音してあるので、とりあえずは、田舎の物置に収納しても問題はない。しかし先日少しだけ荷物をいじってそのままとなり、なんとなくセットして聞いてみ... 2007.02.15 未分類
未分類 人間と野獣の違い 人間と野獣の違いはどこか。・信仰……カトリック・判断力……モンテーニュ先生・コンピュータ・リテラシー……Steve Job・経済活動……マルクス・リビドーの文化的使用……フロイト・特に違いなし……現代科学「禁じられた遊び」を見て、人間と野獣... 2007.02.15 未分類
未分類 映画 禁じられた遊び 名作続々でカサブランカ、第三の男、禁じられた遊びと続いている。ルネ・クレマン監督。見るたびに発見がある。時間がたてばたつほど名作になる。なぜなら、名作が我々の感受性を育てるからである。 2007.02.14 未分類
未分類 杉並区母子殺人事件 容疑者が逮捕され、すぐ近くに住んでいる大学生男子だという。動機は不明。盗んだカードで現金を引き出そうとして、ビデオに映っていたのだという。被害者には特に恨みを買うような、つまり、殺されるように理由はなかったらしい。理由があっても人を殺しては... 2007.02.14 未分類
未分類 関東でも春一番 吹いたって。例年は、「春一番が吹く日まで」を合い言葉にして、寒く冷たい冬を堪え忍んできたものだった。今年は例外的に暖かかった。夏は暑いのかなともう先のことを心配している。未来を過剰に心配するのは愚か者の特徴であるとモンテーニュ先生が指摘して... 2007.02.14 未分類
未分類 人間であること、これが彼の職業であった 堀田氏がモンテーニュ先生について語る。キリストその人とその言葉に一言半句も言及したことのないカトリックであった。サント=ブーヴの言うように、「人間であること、これが彼の職業であった。」専門職である前に、人間であれ、などとよく言われる。 2007.02.14 未分類
未分類 半分は話し手に、半分は聞き手に モンテーニュ先生はテニスボールのやりとりに例えて言う、言葉は、半分は話し手に、半分は聞き手に属する。そうだねえ。真空に言葉が響いていても仕方がないものね。とすれば、聞く人の身になって、分かりやすく書いてくれることも、大切だと思う。一種の合作... 2007.02.14 未分類
未分類 思索 心を鍛える 思索すること。モンテーニュ先生の言葉。私は心に物を詰め込むことよりは、心を鍛えたいと思う。自分の思想と語り合うことほど、大切なものはないということだ。実際、私たちは、心に詰め込みすぎていると思う。情報は過多である。意見は過剰に飛び交う。詰め... 2007.02.14 未分類
未分類 春一番 自然の異常 西日本で春一番と報道されているのに東京は寒い雨が降った様子でいまは風が強い今日は一歩も外に出ていないので雨についてはよく分からないが木々の梢を眺めて知る限りでは風は強いマンションというものは外の気象から人間を遮断してしまう一戸建てに住んでい... 2007.02.14 未分類
未分類 ソクラテスは毒杯を仰ぐ 来世の信仰 ソクラテスはその思想の名において毒杯を仰いだのであった。こう堀田氏は書いている。ソクラテスが毒杯を敢えて仰ぐに至った経緯について、自分としては次のように考えている。ソクラテスやプラトンにおいても、真善美とされるものがどうしてこの世で報いを与... 2007.02.14 未分類
未分類 魂の価値 モンテーニュ先生の言葉。魂の価値は、高く行くことでなく、秩序正しく行くことである。魂の偉大さは、偉大さの中ではなく、平凡さの中に発揮される。このような意見も、人生を生きていくにあたって非常に役立つ。そのようでありたい。特に、彼、モンテーニュ... 2007.02.14 未分類
未分類 愚か者 「愚か者の人生は不快で不安定で、未来のことばかり考えている。」(セネカ)なるほど。そうだろうな。一方、過去のことを後悔してばかりいるのはうつ病である。 Led Zeppelinの歌「天国への階段」で、そんな歌詞があったと記憶する。嘆いても仕... 2007.02.14 未分類
未分類 結びのお言葉 モンテーニュ先生の結びのお言葉。もっとも美しい生活とは、私の考えるところでは、普通の、人間らしい模範に合った、秩序のある、しかし奇蹟も異常もない生活である。ところで老人は少しばかりやさしく取り扱ってもらわなければならない。だから、この老齢を... 2007.02.14 未分類
未分類 傑作 モンテーニュ先生の言葉。「われわれの偉大で光輝ある傑作は、立派に生きることである。」おお、学生さんに好まれそうなお言葉。「立派に生きる」ということがどういうことか、なんとなく事前に分かっているところが、この人の信用しきれないところだ。 2007.02.14 未分類
未分類 落馬事件と臨死体験 モンテーニュ先生は落馬して、まるで極めて軽度の臨死体験をしたのではないかと思われる記述がある。面白いものだ。そして書く。「私の仕事と技術は生きるということである。」へんなオヤジである。大金持ちで政治的地位にも恵まれたこの人が、こんなことを書... 2007.02.14 未分類
未分類 最下層の人々 モンテーニュ先生の言葉。「私はいつも最下層の人々の行状や言葉が、われわれの哲学者たちのそれよりも、真の哲学の教えにかなっていると思う。」しかし、最下層の人々の考えや行いをどの程度知っていたものだろうか。まあ、真に受けない方がいいな。 2007.02.14 未分類
未分類 話し合えときた 産む機械発言 健全な考え モンテーニュ先生はこう言う。「精神を鍛錬するのに最も有効で自然な方法は、私の考えでは、話し合うことであると思う。話し合うということは、人生の他のどんな行為よりも楽しいものだと思う。」そうか。孤独の中で省察することではないのだな。これも円熟し... 2007.02.14 未分類
未分類 相対的真理 堀田より。〈私は何を知っているか?〉自己を知ることが彼にとって最高の生き方であり、生き甲斐であった。人間の知識がすべて相対的なものであり、普遍にして永遠絶対の真理が神の許にしかないとしても、相対的であるからと言ってそれが基準を欠くということ... 2007.02.14 未分類
未分類 生き方を書く モンテーニュより。「私は自分の生き方を公表することが、ある意味で私を規制してくれているという点で、思わぬ利益があることを感じている。私はときどき、自分の生活の記録を裏切るまいと考えることがある。」「私が書物を作ったというよりも、むしろ書物が... 2007.02.14 未分類
未分類 不義理 義理チョコ 江川デビュー当時 むかしお世話になったのに、挨拶さえしていない、不義理を重ねている人の顔がちらっと浮かび、当時の時間を30秒くらい思い浮かべていた。義理チョコという文字で思い出した。いや、違うか。なんとなく自分の内部に運動の感覚のようなものが沸いて、最近スポ... 2007.02.14 未分類
未分類 方法化された懐疑 堀田は書く、「懐疑主義がすべてを否定し去って、判断停止状態に追い込まれても、個人的経験、経験的事実はどこまでも残る。そこにある確実性の根拠を見出すことができると、彼は考えたのであった。」「彼は自己以外のものは何一つ、真に知ることができない、... 2007.02.14 未分類
未分類 大きな旅 モンテーニュはドイツを経てローマを巡る大きな旅に出かけ、かなりの散財をしたらしい。旅の途中でダンスコンテストの選考役を引き受け、賞品を自腹で出している。尿路結石に対して温泉水を飲んでみたり、その飲み方を工夫していちいち記載したり、ローマに感... 2007.02.14 未分類
未分類 聖アウグスティヌスとモンテーニュ 「だから私は〈実証するのがむずかしく、信ずるのが危険な事柄については、確信よりも懐疑に傾く方がよい〉という聖アウグスティヌスの考えに賛成する。」という一文がモンテーニュのエッセーの中にある。聖アウグスティヌスという人は偉い人だ。また、「聖ア... 2007.02.14 未分類
未分類 シェイクスピアとモンテーニュ シェイクスピアはモンテーニュの本を読んでいて、研究者によれば、80箇所から100箇所に及ぶ、モンテーニュの言辞にパラレルなものが見いだされるという。エラスムス、トマス・モア、モンテーニュ、シェイクスピア、セルバンテス、とヨーロッパ・ルネサン... 2007.02.14 未分類
未分類 ピコ・デラ・ミランドラ「人間の尊厳について」 堀田善衞「ミシェル 城館の人」で紹介されている。ミランドラの23歳の時の著作だという。何かの間違いではないかと疑われるほどの早熟である。ルネサンスである。天国、地獄。神、悪魔。善、悪。聖、邪。(ふつう、正邪、あるいは聖俗が対照される。だから... 2007.02.14 未分類
未分類 寒い一日 今日、朝から天気が悪い水が冷たい気温も上がらない西日本では春一番というが明日は一転した冷たい北風という予報が流れている北国では雪この冷たい世界の印象が精神をも覆う温暖化が進めばこれまでの寒い地方の文学や哲学は廃れて温暖な地帯の文学哲学が流行... 2007.02.14 未分類
未分類 昔変換した文字 ワープロを打って変換するつながりがおかしくなって「こわせ」と変換したことになり小和瀬が出て昔の知り合いを急に思い出す日本語辞書は学習していたらしい個人情報の宝庫である各自の日本語辞書は学習機能によって、各自の意識内容の一部を反映し、記憶して... 2007.02.14 未分類
未分類 モンテーニュの部屋のラテン語銘文 モンテーニュは法律専門職から引退して、父の財産を正式に相続した。換算すると65億円余り。これが生み出す月収は760万円。さて、モンテーニュの書斎の隣室、暖炉上部壁面の銘文。ラテン語。キリスト紀元1571年3月1日の前日、年齢としては38歳で... 2007.02.14 未分類
未分類 レーモン・スボン「自然神学」 「ミシェル 城館の人」で紹介されている書物。自然神学とは、自然と聖書、つまり、理性と啓示が同一のことを表示すると説くもの。モンテーニュは本書「自然神学」をフランス語に翻訳し、さらに「レーモン・スボンの弁護」を書いている。神は我々に二つの書を... 2007.02.14 未分類
未分類 魔法 魔術 魔女 奇跡 「ミシェル 城館の人」の中で言う。魔法も魔術も存在しない。魔法使いや魔女などは、むしろ精神病患者(内部の幻想)なのだから、火刑にしたりしないで医療を施すべきだ、というこの考え方は、人権と人命の尊重に関して、二世紀後の人権宣言に早く先行するも... 2007.02.14 未分類
未分類 堀田善衞「ミシェル 城館の人」 モンテーニュ 「エッセー」 文庫で三冊に分かれている。確か単行本ハードカバーを買った覚えがあるのだけれど、探せないので今回は文庫本で読んだ。物覚えが悪いのでまるで初回のように読めた。いいことなのか悪いことなのか分からない。エッセイとかエッセーとかエッセイストなどと文芸... 2007.02.14 未分類
未分類 明治神宮の屋根 明治神宮を歩いていて気付いたのだけれど、沿道の建物の屋根の中で、色が変わっている部分がある。屋根に大木が覆い被さり、風情があるなあと思って眺めていたら、木の葉が覆っている部分とそうでない部分では、屋根の色が異なっているのだ。一瞬、酸性雨かと... 2007.02.13 未分類
未分類 携帯で書いたベストセラー 朝日新聞で紹介していた。文章についての志も特にない若者が、携帯で自分の身辺のことを小説風に綴り、それがベストセラーになっているらしい。それはそうだ。だって、編集者が変だもの。編集者は余計な権力者だな。こんなものを抜きにして、産地直結式、筆者... 2007.02.13 未分類
未分類 日曜洋画劇場「マスク」キャメロン・ディアス キャメロン・ディアスの処女作という。髪の毛の色と瞳の色。親しみのある表情。変身ものの一種だろう。従って、話は単純で分かりやすい。この手のスピードものは吹き替えの方が楽しめる。 2007.02.12 未分類
未分類 原宿駅 原宿駅の近くで目にした人達。たいてい黒い衣装である。白いコートの人達もいるが、そうなるとほぼ全員が白いコート。改札の近くでグレープフルーツの香りの香水を売っていた。何日までの限定販売とか書いている。悲しい。まず、日本人の体臭が薄いので、こん... 2007.02.11 未分類
未分類 N響定期公演 NHKホールにて定期公演、モーツァルト交響曲第25番とマーラー交響曲第4番。アシュケナージの指揮を間近で見るのははじめてだった。太ったなあ。アシュケナージのショパンなどは大好きだけれど、指揮はどうなんだろう。会場は、まじめそうな人が多い。原... 2007.02.11 未分類
未分類 コピー機による世界の変貌 印刷機が世界を変えたといわれる。印刷機の登場が聖書の普及に密接に関係しているといわれる。私の実人生でいえば、コピー機の普及は確かに世の中を変えたように思う。手書きの文字でも絵でも、何部でもコピーできてしまうなんて、すごいことだ。学校の景色が... 2007.02.10 未分類
未分類 軍事費の議論 いま国会で予算のことが言われている。昔、軍事費をGNPの1%以内にする、しないでもめていた頃があった。最近はどうなのだろう。GNPはGDPなどと言い替えられている。防衛庁は防衛省となった。日米安保条約は軍事同盟として作用し現実に「自衛隊」は... 2007.02.10 未分類
未分類 東大寺の人事 これも朝日夕刊のニュースである。先日司馬遼太郎の空海を読んで、東大寺が気になっていた。何しろ、奈良仏教の本丸で、世界一の仏像と木造建築、華厳宗の総本山、しかし諸宗派には暖かく、交流を育む。土門拳や入江泰吉の写真集の中に東大寺を見つけて、眺め... 2007.02.09 未分類
未分類 LPレコード復活 同じ朝日夕刊。LPレコードが復活という。CDで失われる何かがあるとの話はときどき聴いている。そうなのだろうか。人間の耳に聞こえない周波数はカット処理してあるのだが、その成分も影響しているだろう。たとえば、カラー写真を、一色少なく加工したよう... 2007.02.09 未分類
未分類 白黒映画「孔雀夫人」 出てくる人たちはみんな小太りの中年婦人。その中で、離婚するとか結婚したいとか。「年上の妻と若い夫の場合、将来は決まっているわ」といわれてしまったり。夫が事業をやめて、少し早いながらリタイア生活を満喫することになる。孫も生まれたりするが、夫人... 2007.02.09 未分類
未分類 莫言「四十一ぼう」 二分冊の、上巻途中ででひと休み。私には少し過剰なようだ。途中まではおもしろかったけれど。読み続けるにはもう少しエネルギーが必要なようだ。言葉の洪水。翻訳はよく工夫されているように思う。それにしても、よく書いたもんだ。すごいエネルギー。 2007.02.08 未分類
未分類 食糧危機とギョーザ 莫言の作品の中に、餃子の話が出てくる。野菜だけで、豚肉の味を作ることができるし、野菜だけで、エビの味も作ることができる。世界の食糧危機を乗り切るには、餃子が一番だというのである。なるほど! 2007.02.08 未分類
未分類 映画「スリーパーズ」 ブラッド・ビット、デ・ニーロ、ダスティン・ホフマンなど、出演。少年院と復讐の話。後味のいいものではないが、これも社会の空想の産物ということだろう。こんな世界に生きているということだ。 あまりに都合のいい脚本で呆れる。 2007.02.08 未分類
未分類 映画「バベットの晩餐会」 いい映画。それぞれの人に人生があり、役割がある。バベットの用意してくれた晩餐会は人々の日常の諍いをも融和に導いてくれた。どんな状況においても、自分の活動を芸術だと定義し、よく生きることは可能なのだと、メッセージをくれている。芸術と同じように... 2007.02.08 未分類