大江健三郎「話して考える」と「書いて考える」9

○敗戦後の一時期。あの時期ならば、自分の運命がどんなにねじ曲げられても不思議じゃなかった・よく生きのびたものだ、という思いにあらためてとらえられるのです。いや、あの時期、自分は確かに決定的な変動を体験したのであって、いま … Read more 大江健三郎「話して考える」と「書いて考える」9