思い出

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静かな余生

体験の記憶は似たような場所に層的に積もり重なるものだと思う古い雪の上に新しい雪が降るようにあるいは古い落ち葉の上に新しい落ち葉が降り積もるように自分のことを古い落ち葉とも思いたくはないがある人にとっては私は古い落ち葉であるに違いない****...
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大人の時間はなぜ長いのか

それはもう思い出が多いからである
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失った壮年の恋

失った壮年の恋さえ思い出の中では描くことができるそんなものはなかったけれど気分だけが残っている雑音の中風の音の中に幸せが漂うようだ
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雪の降る町を思い出だけが通り過ぎてゆく

雪の降る町を 雪の降る町を 思い出だけが通り過ぎてゆく 雪の降る町を 遠い国から落ちてくる この思い出を この思い出を いつの日かつつまん あたたかき幸せのほほえみ 雪の降る町を 高英男
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私にとっては 思い出なのに

雨が降る日は 近くの駅まで ひとつの傘の中帰り道 そして二人で口ずさんだ あの唄はもう唄わないのですか 私にとっては 思い出なのに あの唄はもう唄わないのですか/風
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それゆえ忘れぬ

かみなりに予定は全部中止してそれゆえ忘れぬ思い出となり
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君を思い出なんかにしないよ

君を思い出なんかにしないよ