料理人の包丁

これがいわゆる料理人の包丁で、

50~60センチはありそう。

実際の歯から背中にかけての厚さは4~5センチほどと見たが、

これを、歯の根本から先まで、引くようにして滑らせると、

切られる方にすれば、二等辺三角形の一片が60センチになるので、

とてつもなく薄く鋭い刃物になる。

結果として、刺身の味が違うとのことである。

分からない人間には分からない世界で、

私には分からないと思う。

私に分かるのは幾何学だけだ。